雪のように降り積む日々の合間で

気の向くままに想いを書き綴る

【2019年6月26日版】アイドルマスター100曲選

  noteからの転載です

  今後はこちら(https://note.mu/tgm0514)

がメインになると思われます
 


 アイドルマスター。僕はこのコンテンツに人生の中でも最も苦しい時期を支えてもらったといっても過言ではなく、自分の中でも不動の、最も好きな作品のひとつに挙げられる。

 さて、アイマスの特徴として、膨大な数のアイドルたちによって紡がれる膨大な楽曲数が挙げられるだろう。アイマスの曲聞いてみたい!→多すぎてわけわからん、となるのは一種のお約束と化しているようにさえ思われる。

 そこでこの記事では、P歴約五年(この程度ではまだまだ「俄か」の域だろう)、一時期はCDの殆どをコレクションしていた僕が、アイマスの中でも名曲orこれは聴くべき、というか僕が好き、といった楽曲を100曲セレクトする。一言ではあるがコメントも添え、特におすすめな楽曲は太字にしてあるので、是非に聴いてみてほしい。

 実はこの企画、過去にブログでもやっていたのだが、各ジャンルが綯い交ぜになっていたり、カバー曲が入っていなかったりと、いくつか問題があった。

 


 そこで今回は万全を期して、紹介を始める前にいくつかルールを設けさせていただく。

①紹介する楽曲は、「アイドルマスター」、「アイドルマスターディアリースターズ」、「アイドルマスターシンデレラガールズ」、「アイドルマスターミリオンライブ」、「アイドルマスターシャイニーカラーズ」、及び「それらのカバー曲」の中から選ぶ。(Mマスにまでは手が伸びてないです、すみません)

➁紹介する楽曲は全100曲、その内訳は

 「アイマス+DS」……35曲

 「シンデレラ」……25曲

 「ミリオン」……25曲

 「カバー曲」……10曲

 「シャニマス」……5曲

 この配慮は勿論ジャンルによる偏りを防ぐためでもあるし、出来るだけ多くの作品の楽曲をバランスよく紹介したいがためでもある。

➂同じアイドル及びユニットの曲は全体で3曲まで

 このルールを設けないと恐らくは十分の一程度が僕の好きなアイドルの楽曲で埋まってしまうため。

 

 前置きが長くなった。それでは、【2019年6月26日版】アイドルマスター100曲選 、始めさせていただきます。トップバッターはアイマス……ではなく、敢えて僕のソシャゲ童貞を奪ったデレステを擁する「シンデレラ」から。全体的に煌びやかで派手な曲が多く、オタク受けしそうな楽曲が多い。

・1~20「アイドルマスターシンデレラガールズの楽曲」

1. Never say never……渋谷凛らしい、爽やかに駆け抜けるクール曲

2.こいかぜ……圧巻のスペクタクルで歌われる、荘厳かつ絢爛な恋愛曲

3.TOKIMEKIエスカレート……純情な恋愛感情を歌った、キャラに合った曲

4.ミツボシ☆☆★……本田未央らしい、元気いっぱいの電波ソング

5.S(mile)ING!……島村卯月らしい、笑顔とアイドルの楽しさを歌った曲

6.2nd SIDE……二人の微妙な距離感と情景描写が頭に浮かぶよう

7.Hotel Moonside……癖になる独特な歌詞と世界観、速水奏の魅力

8.Bright Blue……文学少女の願いと成長、青空を見上げたくなる一曲

9.Radio Happy!……聞くだけで元気が出る、明るくポップでお洒落な曲

10.Star!……新たな幕開けを予感させるアニメ一期op

11.Shine!!……次なるステップを感じさせるアニメ二期op

12.流れ星キセキ……アニメ最終話、ニュージェネの真骨頂

13.GOIN!……シンデレラプロジェクトの全体曲で一番好き

14.Orange Sapphire……真っ直ぐな好きの気持ちが伝わる電波ラブソング

15.咲いてJewel……氷のように鋭く透明な旋律、溢れ出る情熱

16.Near to You……通称そばつゆ、ほほえましいラブソング

17.memories……ラブライカの恋の悲しさと切なさを歌った失恋曲

18.Happy×2 Days……CANDY ISLANDのリズミカルなラブソング

19.できたてEvo! Revo! Generation!……ニュージェネの初ユニット曲

20.Take me☆Take you……どこか新しい場所へと連れてってくれる曲

21.美に入り彩を穿つ……「和」の雅さ、艶やかさはこの一曲に集約される

22.恋色エナジー……恋する乙女の可愛さが詰まった曲

23.恋のHamburg♪……可愛さNo.1、嫁になって欲しいアイドルNo.1

24.共鳴世界の存在論……単なる厨二に留まらない、しっかりとした世界観

25.Trancing Pulse……どこまでも響き渡る、魂を揺さぶる歌詞

 


26~50「アイドルマスターミリオンライブの楽曲」

続いてはミリオン。シンデレラのような雅やかさこそ少ないものの、普通のJpopかと錯覚するような、おしゃれな楽曲が多い印象。


26.ドリームトラベラー……夢に邁進するアイドルたちの軌跡

27.星屑のシンフォニア……コズミックな歌詞と、リズミカルな歌声の調和

28.未来飛行……未来に希望が持てるような曲


29.アフタースクールパーリータイム……癖になる歌声と歌詞

30.FIND YOUR WIND!……自由さがあふれる名曲

31.恋心マスカレード……情熱溢れる歌い上げ、サビは圧巻

32.虹色letters……切なくあたたかなラブソング

33.Fairytaleじゃいられない……「御伽噺」で終わらないアイドルたちの物語

34.brave HARMONY……美しい歌声の美しい調和

35.水中キャンディ……確かな世界観に裏打ちされた切ない曲

36.ココロがかえる場所……心温まる、優しさにあふれた曲

37.プラリネ……夢を見ることの辛さ、大切さを歌った曲

38.Precious Grain……儚さと激しさが同居したアイドルソング

39.Blue Symphony……どこまでも澄み渡るような蒼の旋律

40.Dreaming!……夢見るアイドルたちの正統派アイドルソング

41.Shooting Stars……個性派ユニット、クレシェンドブルーの真価

42.プリムラ……恋の切なさ、儚さ、いじらしさを歌った、ミリ屈指の恋愛曲

43.サンリズム・オーケストラ♪……明るく元気なアイドルたちの合唱

44.ロケットスター☆……弾けるようなサビ、疾走感のある歌詞

45.君だけの欠片……語りかけるような優しい曲

46.CAT CROSSING……覚悟を決めた少女の意志の強さ

47.Growing Storm!……シアターアイドルたちの絆を感じる曲

48.Melty Fantasia……アンドロイドの少女たちの織り成すファンタジックな曲

49.花ざかりweekend……情景が頭に浮かぶようなコミカルでパワフルな歌詞

50.君との明日を願うから……コミック版のフィナーレを飾る楽曲

 


 51~60「カバー曲」

折り返しはカバー曲で。10曲と少ないが、かなり厳選したつもりです。

51.Agape(萩原雪歩)……繊細で透明な歌声と天使のような優しい歌詞

52.ホウキ雲(水瀬伊織)……名アニソンを美しい歌声で歌い上げる

53.気まぐれロマンティック(島村卯月)……原曲よりも可愛らしい

54.スターラブレイション(大槻唯)……これ以上ないほどキャラに合ってる

55.Groovin’ magic(菊池真)……ボーイッシュな真が歌うからこそ映える曲

56.LOVE&JOY(城ヶ崎莉嘉)……聴くだけで楽しく明るくなれる、名カバー

57.リフレクティア三浦あずさ)……神がかった歌詞を素晴らしい美声で

58.ここにしか咲かない花相葉夕美)……切ない歌詞をしっとり歌い上げる

59.蛍火(北条加蓮)……少し重い歌詞も似合う、そう、北条加蓮なら

60.蒼穹渋谷凛)……キャラとの相似性も相まって素晴らしい出来

 


 

 61~65 「アイドルマスターシャイニーカラーズの楽曲」

 次は原点回帰したかのようなゲームシステムに美麗なイラストが映えるアイマス最新作、「シャニマス」から5曲。初期ユニットの初期曲+1という選曲。

61.ヒカリのdestination……新たな始まりの予感を感じさせる、新信号機曲

62.バベルシティ・グレイス……クールでゴシック調、サビの圧倒的臨場感

63.夢咲きAfter school……放クラ五人の個性が映える、可愛く明るい元気曲

64.アルストロメリア……聴いている此方まで幸福になる、アルスト幸福論

65.Let‘s get a chance!……何かに挑戦したくなるような、元気が出る曲

 


 66~100 「アイドルマスターディアリースターズ

アイマスシリーズの原典、アイドルマスター、及びディアリースターズから35曲。これで締めます。

 


66.蒼い鳥……孤独であることの強さを歌った、如月千早の代表曲

67.relations……激しく切ない失恋ソング、心に訴えるサビ

68.乙女よ大志を抱け‼……アップテンポな電波ソング天海春香といえばこれ

69.STRAT!!……聴いていて前向きになれる曲

70.空……包容感のある、心優しい曲

71.Day of the future……未来への希望を歌った曲、美希の曲で一番好き

72.Dazzling World……人を愛することの尊さ、優しさ、切なさが詰まった曲

73.隣に………壮大な物語性で紡がれる圧巻のバラード、是非聴いてほしい

74.きゅんっ! ヴァンパイアガール……独特な世界観を持つ電波ソング

75.GO MY WAY!!……アイマスを知らない人でも聴いたことがあるかも

76.SMOKY THRILL……竜宮小町の三人の魅力あふれる曲

77.眠り姫……如月千早の代表曲その2、サビの荘厳な出だしは圧巻

78.inferno……燃え上がるような情熱の恋の歌

79.THE IDOLM@STER……原典ということでこれは外せないかと

80.私はアイドル……傲岸不遜なまでの自信に満ち溢れた電波アイドルソング

81.ストレートラブ!……真っ直ぐな「好き」の気持ちが伝わる恋愛ソング

82.オーバーマスター……過激な歌詞の裏に見え隠れする女子の強さと弱さ

83.スタ→トスタ→……亜美真美電波ソングならこれ

84.shiny smile……どこか懐かしいメロディ、元気が出るサビ

85.The World is all one!!……アニメ一話のed、765プロアイドルの一体感

86.Do-Dai……耳に残る歌詞とリズム、ストーリー性のある楽曲

87.Brand New Day!……我那覇響の成長が感じられる、明るく元気な曲

88.自転車……菊地真らしい、パワフルで清涼感溢れる青春ソング

89.フラワーガール……四条貴音のギャップが眩しい、可愛らしい曲

90.edeN……サビの疾走感とかっこいい歌詞は唯一無二

91.DIAMOND……この曲で水瀬伊織を好きになった、繊細で美しい歌詞

92.キラメキラリ……電波曲と言えばこれ、一時期は一日三回聴いてた

93.my song……切ない歌詞を優しく歌い上げる曲、心が温かくなる

94.約束……アニメ二十話がよみがえるアイマス屈指の名曲

95.まっすぐ……アニメ二十四話の名シーンが蘇る名曲

96.READY!!……アニメ一期op、僕の中ではここからアイマスは始まった

97.自分REST@RT……受験期モチベーションアップによく聴いていた曲

98.M@STERPIECE……これまでの集大成ともいえる、劇場版の主題歌

99.Kosmos,Cosmos……神秘的な歌詞と美しい歌声が合わさる、独特な曲

100.ALRIGHT*……アイドルマスターの楽曲で一番好き、自分の中では不動

 


 以上、アイドルマスター100曲選でした。疲れましたが、達成感はありますね。自分の好きなことを語るのはとても楽しいです。それではまた次回。気になった曲があれば是非試聴なりなんなりで聴いてみてください。

 

 

ふたつの洗礼【カクヨムコン4結果発表】

令和初月も、はや晦日。深夜二時、僕は今家のリビングでこの文章を最近新調したPCで叩いている。傍らには99.99というALC.9%の缶チューハイ(個人的にはスト〇ングゼ〇より好み)と、作り置きのポテトサラダ(味が染みていて美味しい)。ポテトサラダを缶チューハイで流し込むという一見意味不明な取り合わせも意外に行けるもので、晩酌の取り合わせに無限の可能性を見出さずにはいられない。

 いや、違う。この場で問題になっているのは全くもってそんな問題などではない。

 そう、

 何で僕は、

 いやお前は、

 酒を飲みながら文章を書いているんだ

 何で文章を書く人間の風上にも置けないような愚行に走っているかというと答えは単純で、「酒を飲みながらじゃないと書けないような内容であるから」なのだが、ただの同語反復で全くもって理由になっていない気しかしない。何で深夜に酒を飲みたいのか聞かれて「深夜に酒を飲みたいから」と答えているようなものだ。

 早くもアルコールが回ってきたのか、文章、そして心なしか視界も覚束なくなってきた。早めに本題へと入る。

 まあ、話は至極単純で、さる令和元年五月三十日正午ごろ(まだ二十四時間さえ経過していない)、カドカワ主催のWeb小説コンテスト、カクヨムコン4の最終選考結果が発表されたのだ(リンク下)。最終、と銘打たれているからには勿論「中間」もあったわけで(発表は今年の三月初頭だったと記憶している)、偶然か神の悪戯か純粋な実力かは自分でも不明だが、二十倍近い倍率を潜り抜けて僕の作品は中間選考を通過した。投稿当時は寝食を惜しんで死に物狂いで更新していたような気もするし、今から思うと我ながらよくやったものである。普通なら留年がかかった試験を控えていたらそんなことはしない。そうして僕の作品『Desire/Disaster』(このタイトル、一年前投稿を開始した当時はいたく気に入っていたのだが、今は気恥ずかしい気持ちが強い)は栄えある「カクヨムコン4中間選考通過作品」の頁にその名を連ねることとなり、ここ三か月近く最終選考の篩に掛けられていた。小説を本格的に書き始めて一年弱、公募で中間に通るのは初めての経験であった。まあ、出すの自体これで三回目だったのだが(一回目:オール讀物、二回目:電撃新文芸)。2019/3/6、めでたく公募中間童貞卒業。やったぜ。

 で。本題はここからで。拙作は、第4回カクヨムWeb小説コンテスト、SF・現代ファンタジー部門、その最終選考に……

 

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_004


 落ちた

 落 ち た

 落 ち た ん だ が ぁ

 と、上のリンク先を参照してもらえば分かる通りに、受賞作品の中に僕の作品はない。ワンチャン特別賞にでも引っかかってんじゃ……と思ったが、そこにもない。最終選考では箸にも棒にもかからなかったというわけだ。

 なんだろう。結果を確認したときに僕がまず初めに感じたのは、ある種の「喪失感」だった。虚無感とも達成感とも違う、どこか奇妙な喪失感。元来根暗な性分なもので、感情の言語化などは自分が最も苦手とするものの一部であるとは思うのだが、敢えて表現するのならそれが一番しっくりくる。僕はここ十数時間ほど、心に生じたその欠落をどうにも持て余している。今日の講義は全く耳に入ってこなかったし、本を読む気や文章を書く気は殆ど起きなかったし、アイドルをプロデュースしたり英霊を戦わせてみても気が晴れなかった。今日という一日、何をしても気が紛れなかった。(余談だがシャニマスの三峰、FGOのトリスタンの「良さ」に最近になって気づいた)

 ただの負け惜しみのように聞こえてしまうだろうが、「何も自分の作品の出来に絶対の自信があったわけではない」し、てかぶっちゃけると「中間通っただけでも嬉しい」し、本音を言うなら「この結果にもまあ納得している部分が大きい」のだが。

 でも、やはり、悔しくない、悲しくないと言ったら嘘になってしまうだろう。いやだって否応にも期待しちゃうでしょ1/50で賞金100万&書籍化だよそりゃ期待するでしょ、ああ何で落ちたかなあやっぱり作風が合わなかったかなとかなんとか思い悩んじゃったり、今は読者の心にダメージを与えるような過激な作風は流行らないのかなこれからの展開どうしようかなとかなんとか考えあぐねちゃったりしたわけですが。

 まあ、仕方ないですよね、やっぱり。言い訳や後悔ならいくらでも出来るわけですし、時間も有限じゃないんで、今するべきことは、「腐らず頑張って書き続ける」、これに尽きるんじゃないでしょうか。あと今しないべきことは、深夜に酒飲まない、夜更かししない。

 さて、今回のコンテスト、僕は「ふたつの洗礼」を経験しました。

 ①初めて公募の最終選考に残った

 そして、

 ②初めて公募の最終選考に落ちた

 どちらも得難い経験だと思うし、このコンテストに参加できたことがまず嬉しいですね。この「洗礼」で得た経験が次へ活きることを祈るばかりです。というか、多分これから暫くは幾度かこれに似た感情を経験することになると思うので、精進します。取り合えず、たくさん読んでたくさん書きます。

 ……まあ、そんなわけで色々と思い悩んでいたりもしていたのですが、この文章を書いて少し気が晴れたので良かったです。微妙に落ちてない気もしますが、そろそろ畳みにかかりましょう。

 ざっと読み返して気づいたのですが。この記事、初めの方と終わりの方で文体変わってますね。ミステリなら「同人物と見せかけて途中から別人物に摩り替わってる系」叙述トリックを疑うべきところでしょうか。まあ、確実にアルコールとかいう犯物質のせいなんだけども。個人的に人物系叙述トリックはネタが割れたらそこまでな気もするのであまり好みではないです(自作では多用してる癖に)。余談ですが、この手の作品でよく上がるイニシエ殺戮葉桜だったら僕は断トツで葉桜が好きです。ハサミ男はこれから読む。

 最後の最後にもう一つだけ。こんな駄文を最後まで読んでくれた人なら読んでくれるはずだ、との一抹の期待と一縷の希望をかけて僕のカクヨムコン4の参加作『Desire/Disaster』のリンクを張っておきます。少なくとも「中間を突破するくらいは面白い」と思うので、宜しくお願いします。 

 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885814119


 内容としては、

 次代の神の座を巡って争う十二人の人間+αによる異能バトルロイヤルもので、(未来〇記だ……)

 人間たちはそれぞれ悪魔とペアを組んで最後のひとりになるまで〇し合い、(ガッ〇ュだ……)

 Theテンプレなバトルファンジーものと見せかけて……新本格ミステリに数多くみられるような仕掛けが満載な新伝綺である、(空の〇界だ……)みたいな感じですかね。このままだと好きな作品をベニヤ版みたく張り合わせただけのキメラにしか見えないな。結構自分の作品をPRするのって大変です。

 そうですね、作者が出過ぎた発言をするのもアレですが、本作の作風を一言で表現するなら、

 悪趣味、ですかね。

 金も女も世界も手に入れちゃう作者の願望全部詰め系主人公がWebを跋扈するなか、いや、お前、こんなことネット小説で本当にやってええんかいな、読者の夢ぶち壊しじゃないんかみたいな、「空気の読めない展開」が続きます。この奇妙な傾向は恐らく、所謂「なろう系」「異世界系」を僕が忌避していて、それらに対する意趣返しだからとかそういう次元ではなく、単純に僕がライトノベルを殆ど読んだことがなく、読者にウケる作風が解らないからという情けのない理由に帰着するのですが、まあそんなことは些細な問題です。

 不遜な言い方にはなりますが、「読者を驚かせる」、「読者の裏をかく」という点において、ネット小説界ではなかなかこういった作風の作品は見られないのではないだろうかと自負しています。是非騙されてください、そして絶望してください。少しでも気になった方は、是非第一章「三神麻里亜の五日間」のラストまで読んでみてください。後悔はさせません。多分。

 まあここまでぐだぐだと書き連ねましたが、Desireが僕にとって思い入れのある作品であることには恐らく変わりはないし、賞が取れなくても書いていて単純に楽しいのでこれからも書き続けようと思います。来年の今頃には完結しているといいな。

 それでは長々とありがとうございました。ただの自分語りではなく、次はもっと役に立ちそうな記事を書こうと思います。

 では、カクヨムコンには落ちたけど、これからも頑張りますよって感じの記事でした。ありがとうございました。

 

余談の余談ですが、この記事は実はNoteからの転載です。最近はブログやTwitterで自分語りをするのが気恥ずかしくなってきたので、これからは比較的安穏としたNoteに活動を移していくと思います。よかったらこちらもお願いします。Note楽しいよNote。

https://note.mu/tgm0514

 

それでは。

 

 

 

『考えに考え抜いた選択の果ての悲劇と、一ヶ月間の苦闘』【時間を】ゲームレビュー:ワンダと巨像【返せ】

 今から50日程前、とあるゲームの約10年ぶりの最新作が満を持して世に放たれた。

 

 そう

 

KINGDOM HEARTS


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楽しみにしていた人も多いのではないだろうか。僕もその一人だ。僕がこのシリーズをプレイしたのは中学二年のとき、KINGDOM HEARTS 358/2days(キングダムハーツリーファイブエイトデイズオーバーツー)が初だったのだが、開始数分にしてゲームの世界にどっぷりと沈み込んだのを覚えている。

 

何せ(以下引用)、

 

哀れ
心無きハートレスは心を集める
怒りのキーブレードは
心を解き放つ
心は闇に集い
やがてキングダムハーツとなる
主をなくした人の心が織りなす
キングダムハーツ
我らはキングダムハーツと共に
完全な存在となる

 

 開幕(のっけ)からこれである。純粋な中学二年生が嵌まるのも、致し方ないというものだろう。(余談だがこの文句、某ブリテンの騎士たちのような椅子に座った””機関のメンバー””を順に写しながら唱えられる。もうこのシーンが辛抱堪らん過ぎて、今書いているネット小説でオマージュ的な要素を取り入れたりもした(その実ただ単に時計を模した円形の空間でキャラが順番に喋るだけだが)。余談の余談だが、そのネット小説がKADOKAWA主催のwebコンテストで中間選考を通過した。少しでも興味のある方は是非ご一読をば。いくらなんでも宣伝が強引すぎる。リンク→https://kakuyomu.jp/works/1177354054885814119)

 

 今振り返ってみるとKINGDOM HEARTSシリーズに当時の僕が感じたのは洗練された厨二であった。あと徹底的なシリアス。話題は逸れるがこのシリーズ、ナンバリングよりも「外伝」の方が多く出ていて(冷静に考えてみると意味不明だ)、そして外伝のストーリーは本編と複雑怪奇に絡み合っているのだ。ここがミステリー好きとしては本当に堪らなくて、錯綜する視点や時系列、(若干後付け感は否めないが)鮮やかな伏線回収と、構成が映えていたと思う。

 

 世間では「何かディズニーキャラが出てくるRPG」とか思われていそう(プレイする前は僕もそう思っていた)だが、良質なエンタメ顔負けの濃厚なストーリー展開が楽しめる作品でもあるのだ。(勿論ディズニーファンの人でも楽しめる、因みに僕はディズニーランドは五歳以来行っていないし、チップとデールの区別もつかないが、キングダムハーツは楽しめたのでディズニーとか……みたいな人でも楽しめると思う)(個人的にお薦めしたいのがシリーズの始まりを描いた『Birth by Sleep』という作品、主人公が三人いて全員分プレイして初めてストーリーの全容が解るという凝った構成、宛ら良質なミステリーのようだ)(あと展開も結構切なくてやるせないのが多い、前述した358/2daysのエンディングとか今までプレイしたゲームのエンディングの中でも群を抜いて好き)

 

 本当は延々と括弧をつけて破綻した論理展開と低い語彙力でKINGDOM HEARTSに対する愛を語っていたいのだが、そうはいかない。心を鬼にして最近プレイした(自分)史上稀にみるレベルのゲームのレビューをしていかなければならない。それがこのゲームに約一ヶ月を費やした僕に可能な細やかな「報復」なのだから。

 

 冒頭に戻る。

 事の発端はそう、KINGDOM HEARTSⅢ発売から三週間ほど前に遡る。当時の僕は迷っていた。思い入れのあるシリーズだし、キングダムハーツ3(これからはこの表記で統一)はプレイしたい。だがPS4を買ってまでやりたいかと言われると……

 

 悶々とした気分で電気屋のゲームコーナーを彷徨いていた僕の思考は、暫しフリーズする。

 


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1.5000円引き←まあ解る

 

2.ソフト二本無料←いや意味が解らない

 

 

頭で損得勘定するより先に僕はPS4 250GB(色:グレイシャーホワイト)をひっ掴み、脇目も振らずレジへと向かった。(僕は据え置きゲーム機は黒派なのだがこの時ばかりは何故か白を選んだ)

 

「いい買い物をしたな……」

 その先に待っている悪夢を知らずに、僕は嘗てない満足感と共にがらんどうの年始の電気屋を去った。

 

……さて、問題となってくるのは此処からだ。

 

””このゲーム””は既に始まっている。

 

そう、

 

「無料ソフト21本の選択肢の中からどのゲームを選ぶか」

 

 この選択は何よりも重要だ。

 

折角得をしたのに、此処でクソゲーを掴まされようと言うものならその落胆は計り知れない。例えるならそう、””ソシャゲのアニバーサリーログインで貰った十連石でガシャを回したらSR一枚(被り)だった””かのような、形容しがたい絶望に襲われるくらいなら、買わない方がマシなのだ。得をしない方がマシなのだ。

 

 思えば人間とは不思議なもので、「得をすれば得をするほど」「手にいれれば手にいれるほど」、より多くを欲するようになるらしい。人間の欲求には制限がない……

 

まあそんな行数稼ぎの文章はどっかの小説にでも書くとして、ゲームの選択の話だ。

 

浅ましい話だが、まず僕が考えたのは「二本とも元値が高いソフトを選ぶ」。金は正義。拝金主義とは行かないものの、僕とて資本主義の犬なので、真っ先に考え付いたのはこれだった。

 

単純計算で一本5000円のソフトを二本選べば、本体価格5000円引き分と合わせて15000円分得をすることになる。普通に買ったときと比較して、この””差””は大きい。

 

だがここで思考を放棄するようなら二流、いや三流と言わざるを得ない。

「高いものだから良いものに違いない」

 そんな単細胞思考に拐かされるほど馬鹿ではなく、そんな単純思考を受け入れられるほど賢明ではないのだ、僕という人間は。

 

 一番重要なのは、何よりも重要なのは、自分が最大限楽しめるソフトを選ぶこと

 そこに金銭が絡む余地はない。粗製乱造が罷り通るこの大量消費社会、どこでどんな代物を掴まされるか解ったものではないのだ。値段は数ある尺度の一側面に過ぎない。自分が気に入るか否か、強いて言うならばそれこそ何にも勝る「尺度」だ。

 

 その瞬間、その人生から考えれば数瞬にも満たないであろう数分。僕は恐らく生まれて初めて「経済学」とやらに魅せられたのかもしれない。

 

今こそ思考の全てを費やし「理想の選択」を掴みとるとき。効用(この言葉の意味もろくに解っていない)を最大化するとき。余りにも利己的で余りにも低俗な、孤独な闘いが始まった。

 

 

 

まず「前提条件」から考えてみよう。21本のゲームから2本を選ぶ。その組み合わせは21C2=210。手狭な脳内を210もの膨大な数が駆け巡るものの、混乱するばかりで「答え」は未だ見えない。

 

まず候補を絞る必要性に迫られた。消去法。その有用性は主にセンター試験の国語等で身に染みついている。

 

パッとラインナップ↓を眺めてみる。


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そして「明らかに低予算だなこれは(失礼)」という五本を除外。唯一迷ったのは『風ノ旅ビト』だが(タイトルを小耳に挟んだことがあったので)、値段を調べてあっさり切る。残りのタイトルを列挙してもいいが、面倒なのでやめる。まあ大体観れば解るでしょう(リトルビックプラネット3はトラウマゲーと観た)。

 

さて、更に絞り混んで行こう。

次に消すべきは「シリーズもの」である。確かに二作セットで買えば””お得感””はあるかもしれないが、折角ならどちらも違う系統の作品にした方が楽しめると踏んだ。仮に一作買って面白かったら続きを買えばいい。そんな考えもあったかもしれないが、この駄文を打っているときには恐らくは忘却の彼方に消え去っている。

アンチャーテッドGRAVITY DAZE削除。ついでにラチェット&クランクもシリーズっぽいので。GRAVITYは割りと評価が良かったし女の子が可愛いのでいつか触れてみたさはある。

早くも残り10本、半分を切った。ここまで二分と時間を掛けていない。我ながらなかなかいいペースである。

 

ゴルフも車の運転にもあまり興味がない。みんなのゴルフGRAN TURISMO削除。これで残り8本。

 

膨大だった組み合わせも何のその。今では8C2=28。ここからは慎重に行こう。

 

さて……ラインナップを目を皿のようにして眺める。

そして右下端の三つのタイトルの「不可解性」に違和感を覚える。

何というか……パッケージを見ても「そそらない」のである。まぁ、僕はパケ買いに拘る方ではないし、寧ろタイトルの雰囲気や煽り文句に乗せられて買うタイプではあるのだが……(主に本の話)、その三本は「これがどういうゲームなのか」があまり伝わってこなかった。訴求力、求心力がなかったと言えばそれまでだが、タイトルも英語の羅列でどれも同じようにしか見えない。アサシンクリードだかコールオブデューティーだかなんだか知らないが、洋ゲーはどれも一緒にしか見えなかった(好みの問題だ)。

 

ということで3本纏めて候補から外す。これで残りは5本。いよいよ大詰めだ。犯人を怒濤の勢いで追い詰める名探偵のように、消去法推理、いや論理を脳内で構築していく。

 

さて(探偵の一言目はこれと相場が決まっている)、その時点で一番僕が気になっていたのは「Horizon」というソフトだ。上段の左から三番目、澄んだ色のパッケージに描かれた謎の機械と、そして凛々しい表情の女性。先ほどの三作と比べ、とても「そそる」パッケージと言えよう。ストアで詳細も観たところ、「荒廃した未来世界で謎の機械獣と戦う孤高の女狩人を待ち受ける運命とは――――」(大分曖昧だがこんな感じ)と、期待以上の売り文句。かつてDLCとして販売されたらしい追加シナリオも併録されており、ボリュームも文句が無さそうだ。これは””買い””だ。

そう思って「一作目」としてカートへ入れかけたそのとき、Horizonの右隣にある作品タイトルに目が釘付けになった。

 

ワンダと巨像 

 

ワンダトキョゾウ

 

わんだときょぞう

 

これは……何という「郷愁」を感じさせるタイトルなのだろうか。いや、それだけではない。ただ名詞と名詞を「と」で繋げただけでここまでの奥ゆかしさを感じさせるのは、ただ事ではない。

 

パッケージのインパクトも凄まじい。巨大な怪物に勇ましく立ち向かう剣を手にした青年の姿。それはとうの昔に喪ったはずの「少年の心」とやらを僕の心に呼び覚ました。

 

「喪われた少女の魂を呼び戻すためには、古の地に眠る十六体の”巨像”を倒さなければならない」(うろ覚え)

 ほう。

 

「巨像にはそれぞれ特性があり、知恵を絞って討ち果たす必要がある」(こんな感じ)

 ほうほう。

 

「伝説の名作ゲームが今、美麗なリマスターグラフィックで甦る!」(名作とやらのリメイクってほぼ全部これ書いてないか)

 ほうほうほう!

 

 何というか、””魅せられた””。他にも、「美しく繊細なグラフィック」「心を打つ切ないストーリー」、そしてとどめに、「エンディングまで、泣くんじゃない」(プレイしたことなし)とか「すべてのRPGを過去にする」(別の意味で過去にしてしまったらしい)とかの有名キャッチコピーに匹敵、いやそれらを遥かに凌駕する秀逸なキャッチコピー、

 

「最後の一撃は、せつない。」

 

 どうして切ないのか、どのように切ないのか。これは気になって仕方がなかった。

 

 正直このキャッチコピーは狡すぎると思う。誰だってプレイしたくなるだろ。

 

とはいえ一抹の不安はあった。ネタバレを食らわない程度に少し評判を見てみると、「雰囲気(しか特筆するところのない)ゲー」みたいな感想が目立ったし、何より果たして「15年近く前のゲームを果たして楽しめるのか」という疑念もあった。

 だが一方でこんな感情もあった。「どうせ無料(タダ)なら、冒険してみるのも手ではないか」。こんな機会は早々ない。僕は往年の名作ゲームを漸くプレイできる好奇心と期待、そして僅かながらの不安の入り雑じった複雑な感情で、ワンダと巨像をカートに入れた。もう一作は何にしたのかを伸べているとキリがないので、突然だがここで選定作業の描写は中断して肝心のクソゲーレビューに入らせて頂く。そろそろ茶番も飽きてきたので。

 

結論から言わせてもらうと、ワンダと巨像クソゲーでしたね。ええ、もう本当に。

 

まずこのゲーム、プレイヤーに対する「配慮」というものが根本的に欠けている。普通は、どんなポンコツゲームでも「普通」なら、””チュートリアル””というものを差し挟むのではないだろうか。例えば「Lボタンでキャラを脱衣させます」とか、「右スティックでカメラを回すとパンツが見えます」とか、そういうのだ。

 

このゲーム、僕が壊滅的なゲーム音痴だからか、はたまた瞬きの合間に偶然見逃したのか知らないが、操作説明が本当に簡素である。

 

一瞬画面に出たと思ったらソッコー消える。いやまだ読み終わってないんですけど消すなよ。渋々ゲームの説明書を小学低学年ぶりに読むことになった。まぁ、まだこれは許せた。

肝心なのは此処からである。

このゲーム、その名の通り巨像を倒していくのだが、「ぶっつけ本番」なのである。

簡単に言うなら「雑魚敵」という概念が存在しない。広大なフィールド(オープンワールド)を探索しても、スライム一匹たりともいない。いきなりボス戦から。そんなの勝てるわけないだろ……

この概念を理解するのにかなりの時間を要したため、僕はゲーム開始40分近くを誰もいないフィールドを駆けることになった。

……こんなゲーム、前代未聞ではないだろうか(勿論誉めていない)

 

正直に告白すると、僕は一体目の巨像から攻略を見た。巨像には弱点があり、そこを突き刺すことで倒せるのだが、僕は弱点が数ヶ所あることに全く気付かず、「30分近く同じところを突き刺し続ける」というIQ3の行動を取り続けていたためだ。一応言い訳をすると、「巨像の弱点は数ヶ所ある」「巨像の身体をよじ登って(よじ登れることにすら気付かなかった)、弱点を探せ」などの情報は事前に一切開示されない。要するに「察しろ」という訳だ。まあ、「剣の光を当てれば弱点が解る」という注意書きを「弱点は一ヶ所だけ、故に一ヶ所特定すればおK」だと勝手に解釈した僕にも責任の一端があるのかもしれないが……。一体目の時点で確信した。「このゲームに自分は向いていない」

 

……が。このまま引き下がれるだろうか。「16体倒せば終わり」

 明示されたゴールを手放すには、些か早すぎるのではないだろうか。

そして、「試練」が始まった。

 

何でわざわざゲームシステムを解説しなければならないんだという気持ちだが、言うなればこのゲームは「巨像を探す」→「巨像を倒す」、これを16回繰り返すだけのゲームである。

主人公のワンダは剣を持っており、その剣を「翳す」ことで巨像のいる方向が大体解るという仕組みだ(これは結構斬新でよかった)。……が、このシステムが結構くせ者で、全然関係ないところでも違う色に光ることがあるので、変なところに迷い混むともう色々と面倒くさい。次いでに言うなら、迷い混んで探索したところでこのゲームの進行においてメリットはほぼ皆無。何せスライム一匹いないフィールドだ。トカゲと木の実を採集するとステータスが伸びるよーーみたいな要素はあったらしいのだが、僕がその存在に気付いたのは12体目を倒した辺りで(しかも攻略サイトを見た)、結局最後まで利用しなかった。

 そう、このゲームは、星の滅亡そっちのけでスノーボードに嵌まったり、バッジ集めを放り出して地下に潜って一心不乱に化石を掘ったり、嫁が魔族に拉致られて行方不明の間にカジノに嵌まったりといったような、「ゲームにおける寄り道要素」が一切ない。

ゲームはひたすら一本道。比喩でも何でもなく、巨像を倒す順番も完全に固定化されているためだ。仮に次の次に倒す予定の巨像が出現する場所に辿り着いても何も起きない(お陰で如何にもいわくありげな足場がある湖を二十分近く泳ぎ続ける羽目になったこともあった)。残りの巨像の数が半分を割った辺りではたと気付いたが、これは最早「労働」である。「苦行」である。

じゃあ止めろよ。全くもってその通りなのだが、今さら引けない。こんな経験はないだろうか。例えばあと少しで景品を落とせそうなクレーンゲーム。例えば天井まであと少しの限定ガシャ。例えば沢山仕入れた値崩れ寸前の仮想通貨。

それらが共通して含意するのは、そう、「ここまで投資してきたのだから、今さら引けない」という感情だ。これ以上進んでしまえば更なる破滅が待っていると解っていても、人は時にがむしゃらに、しゃにむに自ら破滅への道を突き進んでしまうものなのである。これを行動経済学用語で、「コンコルドの誤謬」という。

 

このゲームの何気に「巧い」ところが(個人の感想です)、連続して難しい巨像は出にくいところだと思う。まさにアメとムチ。ここまで批判しておきながら乗せられて最後までやってしまった自分は、相当のマゾなのかもしれない。

 

このゲームの根幹を成す、肝心のアクション面(というかそれくらいしか構成要素がない)について特筆すべきは「爽快感とは縁遠い」ということ。剣を突き刺す動作の一つ一つにももどかしさを感じるし、巨像の身体へ飛び移るという重要な動作ひとつ取っても少しでもタイミングがずれれば最初からやり直しと、フラストレーションが溜まること請け合いだ。また、基本的に「どうやったら倒す糸口を掴めるか」というパズル要素も戦闘に多分に含まれるため(後半になればなるほどその側面は強くなる気がした)、「方法が解らない限り永遠に終わらない」という縛りもある。一番最悪なのが「攻略方法は解っていてもアクション面の操作が及ばなくて出来ない場合」。この場合はおとなしく試行回数をこなすしかないだろう。同じことを何度も繰り返す。最早拷問の域である。ウルガモスと共にスカイアローブリッジを数百時間チャリで爆走し、数多の理想個体を孵化させた鋼の忍耐力を以てすら、巨像との戦いは艱難辛苦の連続だった。一番時間の掛かった12体目などは、年甲斐もなくコントローラーをぶん投げる寸前だった。このゲームを一度も苛つかずに心から楽しめる人種はよっぽどの奇特か、聖人だけだろう。中学時代にリオレウスの狩りの最中に突っ込んできたドスファンゴに憤怒してPSPの液晶を粉々に砕いた元友人とかには是非プレイさせてみたいところだ。

 

兎に角、本当にストレスが溜まるのだ、このゲームは。最後の巨像を倒したときも感慨や感動なんてものは何一つ浮かび上がらず、ああ、やっと終わったのか。そんな言葉の欠片が漏れでるばかり。

 

さあ、もうすぐこの長くて無意味きわまりない駄文の羅列も終演を迎える。というか、もう流石に疲れてきたので終わりにしたい。何文字くらいあるんだこれ。六千くらいか?

 

ワンダと巨像のラストですが、正直に言ってネタバレする気力も起きない。

というか、本当に脱力した。

自分はオープンエンド()とかメリーバッドエンド()みたいな「取り敢えず受け手に解釈委ねときますね笑」みたいな終わりかたが手抜き感溢れてて本当に嫌なんですが、本作はその最たるものでした……。プレイしてみれば解ると思います……。いや……勧めないけどね。まあ見せ方にも依るけど、本作は最初と最後以外に殆どストーリー性とかはないので(一応先の展開を軽く示唆するような不穏はある)、最後の展開も釈然としないところが多かったですね。うーん、どうなんだろうこのラストは。散々苦労して辿り着いたラストがアレって、プレイヤーに虚無感しか残らない気がするのだが。僕は創作物には少なからず(それがバッドエンドだったとしても)「カタルシス」が必要だと思ってるんですが、ワンダと巨像を十数時間プレイして得られたのは「どうしようもない虚脱感」だけだったので、恐らくは系統が合わなかったんだと思います……。

まあ、多分本当の本当にクソゲーだと思っていたらこんな長文なんて書けないし、最後までプレイできていないと思うので、まあ、こういう作品もありなのかというスタンスで行きたいと思いますね……。でもやっぱりクソ。

 

さっき途切れたもう一つの作品ですが、『detroit:become human』というソフトにしました。ぼちぼちやっていますが、こっちは本当に神ゲー感しかしないので、期待して進めます。

 

あと肝心のキングダムハーツ3ですが、まだ買えてません。単純にお金と時間が少ないし、心の余裕ができた時にでも全作纏めてプレイしたいですね。思い出のゲームなので。

 

この記事は一応ワンダと巨像の記事なので、「これだけ見ると滅茶苦茶面白そうなPV」でも張っとくのでお口直しにどうぞ。

 

 過大評価乙でした……

 

https://youtu.be/adpNcgm1zXk

 

https://youtu.be/Z-dbXaw--F4

 

 

最後にワンダと巨像というゲームの数少ない美点を頑張って三つほど探したので挙げていきたいと思います。

 

 

1.『美麗なグラフィック』 

これだけは看板に偽りなしだった。スクリーンショットを取っているときが恐らく一番楽しかった気がする。「風景を眺めるゲーム」と言っても過言ではない。木漏れ日、水飛沫の表現は本当に美しかった。

 

2.『巨像の圧倒的な迫力』

これは正直に言って想像以上だった。「巨大な敵に立ち向かう一人の人間」という主題は滾るものがある。

「いや……こんなん絶対勝てないだろ……」という絶望感も凄まじいものがあるのだが。進撃の巨人とか好きな人なら結構気に入るんじゃないかな。


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3.『ワンダと巨像を主題にこの駄文を書くことで相対的に最近疎かになっていた小説創作のモチベーションが取り戻せた』

 

以上です。

 

 

 

 

もし、こんな記事を読んで逆にプレイしてみたいという人がいたら、愚かなる先達としてアドバイスを一言。

 

「困ったら取り敢えず弓」

 

 

 

 

 

【読んで】手慰みに執筆していたネット小説がKADOKAWA主催のコンテストで部門別週間ランキングBest10に入ってしまった件【ください】

 信じられない、というのが第一の感想である。

 

https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_004


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まあ、記事の内容としては人気のイキリ長文タイトルラノベ風のブログタイトルに見ての通りなのだが、折角ブログをやっているのだからここでも作品の宣伝をしていきます。させてください。

 

カクヨムコン4 SF・現代ファンタジー部門 第10位!

雪本つぐみ『Desire/Disaster』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885814119

 

折角なので同人書籍を作った際に裏表紙に記載したあらすじを載せます。

 

幼い頃事故によって家族を亡くし、孤独な生活を送っていた三神麻里亜は、自らを悪魔と名乗る青年と運命的な出逢いを果たす。
「君はかなり恵まれているよ。何せ、僕と契約すればどんな願いでも叶えられるのだからね」
 悪魔はそう言って麻里亜に契約を促すが、叶えるべき願いを持たない彼女は躊躇する。

 彼との生活の中で、心を鎖しがちだった麻里亜は次第に変わっていく。やがて悪魔の口から語られるのは、この世界がもうすぐ滅ぶという事実と、次代の神となる人間を選定するべく行われるゲームの存在。十二人の『悪魔憑き』の一人に選ばれ、戦いに身を投じることになった麻里亜が辿る、数奇な運命とは――――。

 

どうでしょうか、読みたくなったでしょうか? 個人的に思い入れのある作品なので、出来たら読んでみてください。因みに本作を執筆しようとした動機は今まさに絶賛上映中のFate/stay nightの桜√をプレイしたことに因ります。HFは本当に神。まあ、まだ映画観てないんですけどね。特に九日目の公園のシーン。FGOで毎日種火集めしてる人は是非その時間でsnをプレイしましょう。

 

それはさておき、拙作にはFate空の境界を初めとした所謂””新伝綺””と呼ばれるジャンル、及びその新伝綺に多くの影響を与えた””新本格ミステリ””の作風(ex.活字だからこそ活きる仕掛け、衒学知識の頻繁な引用、現実舞台でアニメ・漫画的な登場人物たちを描く)が色濃く反映されていると思われます。(割りと適当言ってます、ただ単に僕がそのジャンルを好きだというだけです) なので、そういったジャンルが好きな方にはクリーンヒットするかと。

 

まあ、幾分か幅の利いたことを言わせてもらうと、「これだけの結果を出したのだから面白いに違いない。読んでください」

言いたいことはこれに尽きます。読んでください。お願いします。webコンテンツは宣伝が命。

 

最後に、僕がこの小説を連載しているサイトについて日頃の感謝として軽く宣伝を行いたいと思います。

 

カクヨムというWEB小説サイトは他のサイトとは異なり大手が運営しているからか、読者へのサービスがかなり充実していると思います。投稿フォームの見易さ、コマンドの使い勝手といった投稿者サイドの利便性だけでなく、読者側のサービスもです。アマチュアの作品が無料で読めるのは勿論のこと、プロの方の作品もいくつか無料で公式で読めます。これは読書家にとって革命に等しいので、是非に登録しましょう。少なくとも登録して損はないです。

 

あと、以前も書いたんですが同人活動も継続中です。夏コミ目指して頑張ります。

 

それでは拙作の宣伝でした。まあ、ずっと前からいつこっちで宣伝しようか迷っていたのですが、ランキング上位に躍り出て最大の効用を産めそうな今だからこそ宣伝しました。最後にもう一回いいですか。

 

読んでください、お願いします。

 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885814119

 

 

 

 

 

 

 

【事前告知】コミティア126にサークル参加します【春日夢想】

簡単な告知記事です。今週末の11/25の日曜日に東京ビッグサイトで開催されるコミティア126にサークル参加します。

 

スペースNo.はZ62b、サークル名は春日夢想。 

 

新刊は二冊で、一冊は異能バトルものの同人小説、もう一冊は詩や評論、あとは前ブログに乗せた小説『彼岸少女』等を収録した雑文集になります。↓おしながきです。

 

 

 

 そしてこちらは小説の表紙イラスト。

表紙も内容も、商業誌に引けも劣らぬと勝手に自負しています。よかったらお手に取ってみてください。

 

 参加できるのが今からとても楽しみです。初めてのサークル参加、至らぬところもあるとは思いますが、精一杯頑張るのでよろしくお願いします。以上、告知でした。

 

俄かオタクが選ぶ、観て衝撃を受けたアニメbest10


最近、””とあるアニメ””のboxを購入した。何となく、今まで観たアニメのなかで個人的に印象に残った作品について語りたくなったので、ブログにして残さんとする。

 


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というわけでタイトルにある通り、僕が「観て衝撃を受けた」アニメを紹介していきます。なお、ここで用いられる””衝撃””とは、良い意味の衝撃でもあり悪い意味での衝撃でもある。性根がひねくれてるので、面白かったアニメbestにはしたくなかったんですよ。ただそれだけ。場合によっては軽いネタバレを含むところがあるので注意。なお、本記事で紹介する作品はひとつを除いて全て有名作品なので、観ている人も多いかもしれない。俄オタクなのでね、仕方ない。それでは、行きますよーー。

 

 

10位 Angel Beats!


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10話以降の展開。いや、主役級とユイさん以外の人たちの扱いがあまりに酷すぎませんか? いつの間にかいなくなってた。尺がなんとかならなかったものか。楽曲は神。

 

9位 がっこうぐらし!


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「どこが衝撃か」は言うまでもないだろう。第一話は一種の映像版叙述トリックが用いられている。原作でもこれは健在だが、アニメは「見せ方」が巧かった。前情報なしで観たので、文字通り度肝を抜かされた。 

 

8位 ご注文はうさぎですか?


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ある意味すごい。可愛い女の子が、可愛く動いているだけのアニメ。嫌みっぽく見えるかもしれないが、一応誉めている。精神をめちゃくちゃ病んでいた時期に観たせいか、とても面白かった記憶がある。因みに内容は全くと言うほど覚えていない。ニコニコのコメント大喜利が珍しく面白かった印象がある。(ex.美少女回転寿司、岩倉使節団)

 

7位 さよならの朝に約束の花をかざろう

これは以前記事で言及したので略。まさか自分がアニメで泣くとは思わなかった。本当に言葉で言い表すのが勿体無いほどの物語。

http://alright3.hatenablog.com/entry/2018/04/07/235754

 

 

6位 新世紀エヴァンゲリオン


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テレビシリーズを観て、「いや、これで終わり!?」 とマジで叫んだ。なんだよおめでとうって。ぜんぜんおめでたくねえよ。信者から絶賛されている(?)あの最終回は、正直「手抜き」にしか見えなかった(実際の台本を使ってるのは結構いいかなあと思ったが)。まあ映画で補完されたからいいけども、それにしても視聴者おいてけぼり過ぎる。因みにエヴァ貞本義行先生の漫画版が一番好き。絵もラストの終わりかたも綺麗。

 

5位 THE IDOLM@STER

これもさよ朝と同じく以前に記事で言及したので略。リアルタイムで観た数少ないアニメ。これだけストレスなく観れるアニメも珍しいと思う。一話一話、丁寧に作り込まれているというか、スタッフの愛を感じた。

まあ語り尽くせないほど素晴らしい作品なので是非観てください。

http://alright3.hatenablog.com/entry/2017/12/23/182735

 

 

4位 Fate/Zero


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何に一番衝撃を受けたかと言うと、鬱展開でも映像美でもなく、

 

圧倒的な原作再現度。

 

というのも、僕は本作はアニメを見る前に原作を読了済みだったので、ライダーの宝具開帳シーンでも、ランサー陣営の最期でも、切嗣の過去編でも、snと比較すると吃驚のセイバーのポンコツぶりにも特に衝撃は受けなかったのである。勿論、原作では衝撃を受けたが。一度内容を知っている以上、アニメにはあまり期待していなかった。……が。

 

原作を忠実に、いや原作では補完できなかったところまでをも再現しているアニメを観て夢中になった。テンポが良すぎて滝のように見れる。アニメから入ればよかった、と少し後悔するほどに、「映像化」が巧みだったと思う。ラストバトルなんて原作の重厚すぎる文章に肉薄するとも劣らない。

 

3位 コードギアス


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息もつかせぬストーリー展開、魅力的なキャラクターと舞台設定、厨二拗らせすぎて一周回ってかっこいい主人公など、見所を上げればキリがないが、やはり第一期終盤の激動の展開は唯一無二だろう。「日本人の皆さん、死んでくれませんか?」はヤバい。本作の一番の魅力は主人公のルルーシュとの苦悩にあるのではないかと感じた(そして贖いきれないその苦悩を見事に昇華、解放させたラストは白眉だろう)。物語が進むにつれ複雑に絡み合う登場人物たちの意図や信念と、連鎖反応のように次々に巻き起こるドラマに目が放せない。「先の読めない展開」というと陳腐になってしまうから、「先を知りたくて仕方ない展開」とでも言っておこうか。とにかくそのストーリー進行の巧みさに於いては他の追随を許さない傑作であることは間違いない。新作映画楽しみ。……正直なところを言うと、ラストが綺麗な分、蛇足になる可能性も懸念していないと言ったら嘘になってしまうが。

 

2位 魔法少女まどか☆マギカ


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オタクになったきっかけのアニメ。「魔法少女もののアンチテーゼ」という謳い文句を伴って語られることが多いように思われる本作だが、筆者はそうは思わない。寧ろ、「王道を極めすぎたが故の」この展開なのではないか。絶望が深いほど、ラストの希望が輝くものなのである。この物語が絶望絶望言われているのは割と納得がいっていない。本作が「希望」を描く作品であることは、最終回を見れば一目瞭然だろう。巴マミの台詞「あなたは希望を叶えるんじゃない、あなた自身が希望になるのよ。わたしたち全員の、希望に」という台詞が狂おしいほど好き。この台詞に本作のメインテーマが凝縮されているといっても過言ではないと思う。そう、本作は「希望」を描いた作品なのである。といっても人によってはラストの終わり方にあまり希望を持てない人もいるかもしれない。主人公のまどかの自己犠牲、ただの人身御供のように感じられるのかもしれない。ただ、こういった「人によって解釈の別れる展開」というものこそ、物語をより魅力的に見せるのではと思っている。本作に希望を見出だした筆者だが、叛逆の物語では割りと絶望した。逆に、叛逆で希望を見出だした人もいるかもしれない。あなたはどう感じただろうか。人と感想を共有したくなるアニメの筆頭だと思う。

 

1位 エルフェンリート


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この作品を紹介したいがためにこの記事を書いた。過言でもなんでもなく、本当にそのままの意味である。

 

最初に言っておこう。なんとこのアニメ、

 

OPでヒロインのおっぱいが拝める。

 

もう一度言おう。

 

「OPでヒロインのおっぱいが拝める」のだこのアニメは。

 

……マジで。というかヒロイン全裸。もうこの時点で神アニメ。

 

なんか話題が低俗になりそうだが、裸といってもあれである。オタクたちが戯れに自慰の種にするような下劣な裸ではなく、””綺麗””な裸である。例えるならそう、裸婦画に近い。完成された芸術に抱くのは劣情ではなく憧憬。ああ、美少女になりたい。

 

話題が逸れた。このアニメ、OPのオサレ度においては頭二つほど抜けているのは間違いない。おっぱいは見えるが、紛れもなく神OPである。歌詞はドイツ語、グスタフ=クリムトの絵画を模した独特の映像。聖書を引用した箇所があるからか、何と海外の聖歌隊で歌われたとかなんとか。とにかく聞けばわかる。僕はまず最初にOPで目が釘付けになった。これは間違いなく神アニメだろう、と。

 

だが一抹の不安もあった。これ、雰囲気だけでは? 本編は美少女がイチャコラしてるだけの中身すっからかんアニメである可能性も危惧していた。そう、まだこの時点では。

 

断言しよう。

 

第一話を見た瞬間から、あなたはこの作品をずっと忘れられなくなる、と。

 

ここで簡単にあらすじを説明しておこう。物語は絶海の孤島に聳える研究所から始まる。そこではディクロニウスなる頭に角が生えた突然変異体の少女を収監し、非人道的な実験を行っていた。ある日その研究所から一人のディクロニウスが脱走する。ルーシーと名付けられた少女は脱走時の負傷で記憶を亡くしたまま、鎌倉の由比ヶ浜に漂着する。そして彼女はある男子大学生と出逢い、奇妙な同居生活を営むことになるのだが――。

 

一応言っておこう。このアニメ、残虐表現が非常に過多なので、心の弱い人は視聴をお薦めしない。とにかく酷いのである。ひぐらしなんて目じゃない。とにかく死ぬ。血や臓物を撒き散らしてなんてレベルじゃない。首は飛ぶ。手足は千切れる。女の子は泣き叫ぶ。本当にそれこそ、老若男女問わずギャグみたいに人が死ぬ。

 

といっても、死を軽く扱った陳腐な作品では決してないということは声を大にして言っておく。本作は「命の意味とはなにか」、「他者と”違う”とはどういうことか」といった深遠な哲学的テーマに裏打ちされた、奥行きの深い物語なのである。

 

なんか言ってることが矛盾しているように見えるかもしれない。だが、エルフェンリートはそんな「一見すると非常に危ういバランス」で成り立っているように見える。ジャンル分けも曖昧で、SF、ラブコメ、バトル、サスペンス等とエンタメ作品のジャンルを多彩に取り込んでいるのだ。その””ごった煮””感が堪らないというか、かなりカオスな作風であることは間違いない。他に類を見ないもの。

 

さて、遅くなったが自分が本作のどこに衝撃を受けたのか。

 

 

全て、である。

 

 

とにかく凄い。脚本や構成の巧みさ、キャラクターの苦悩や葛藤、声優さんの演技、当時のものとは到底思えないハイクオリティな音楽と映像、予想を遥かに越えた衝撃の展開、神秘的なOP、可愛らしいED、放送倫理のギリギリを責めた過剰なまでのグロ表現、そしてほんのりとしたエロス、一度観たら決して忘れられない衝撃の第一話、味わい深い余韻を残す最終話。それこそ挙げればきりがない。

 

言うなれば作品全てが魅力である。文字通り圧巻の出来だった。物語に吸い込まれたというか、夢中で観た記憶がある。こんなに面白かったアニメは他にない。

 

一応原作は漫画だが、こちらはアニメに比べるとややシリアス成分に欠け、その分女の子たちの可愛さが強調されている。因みにアニメと漫画は終わりかたが違う。どちらが優れているというつもりは毛頭なく、どちらも面白いのでお薦め。アニメは漫画(全12巻)の途中、大体7巻くらいまでの内容となっている。何気に凄いのが、連載途中なのにここまでハイクオリティな内容に昇華させていること。アニメ版の””解釈””の仕方がすごかった。色々言うとネタバレになりそうだが、アニメ版ラストを観てから原作ラストを読めば、その凄さが身に染みてわかるはずだ。

 

最終回まで観れば、きっとあなたも僕と同じくこの作品の虜になること間違いない。知名度が低いせいか、はたまた古い作品だからなのか、残念ながら2018年現在、定額アニメサービスなどにも殆ど姿を見せていない。TSUTAYAで借りるなり、boxを買うなりして是非見てみて欲しい。きっと忘れられない作品になるはずだ。

 

それでは、「観て衝撃を受けたアニメbest10」でした。結構書いてて楽しかったです。エルフェンリートはいいぞ。またアニメ紹介記事は書きたいですね。続けてコミティアの事前告知記事を書いていきます。

 

 

 

【宣伝】同人活動、本格始動


さて、いつの間にやら九月も後半に入って、残り少ない夏休みを満喫しているところですが同人活動の告知です。


先日コミティアの申し込みを終えて一段落つき、折角なので備忘録兼達成すべき目標としてこれからの足跡を軽く記しておこうと思います。

 

因みにTwitterアカウントはこちら、よかったらフォローしてください。

https://mobile.twitter.com/shunjitu_musou

 

11/25(日)

コミティア126

 

頒布予定物:

一次小説『Desire/Disaster(上)』

web小説サイト、カクヨムにて僕が連載しているネット小説を纏めたものになります。現時点(9/14)で累計4300PV突破、読者100人超! 割りとそこそこ自信作です。

 

簡単にあらすじを説明すると、悪魔と契約した12人の人間たちが次代の神の座を巡りバトルロイヤルを繰り広げるというお話です。既視感ヤバい。多分F○teが好きすぎたんだよ……

 

下にリンクを貼っておくので良かったらご覧下さい。作者個人の見解としては、一章(だけ)はめちゃくちゃ面白いと思います。それ以降はまあ……これから面白く出来たらいいですね。

 

Desire/Disaster リンク↓

 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885814119

 

現在の進行ペースで行くと全三巻予定になりそうです…………まあ、売れなかったら続きを作るかは未定ですが。ネットで読めるならわざわざ買わんだろ、みたいな意見もあると思いますが、僕個人としてはどうしても自分の本を出したい(たとえ同人という形だとしても)ので、どうかご理解いただければ幸いです。

 

サークルカットはこちら↓


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表紙を特に頑張ります。同人誌は表紙が命と言っても過言ではないので。

 

 

 

12/31(月)

コミックマーケット95

 

本命はこちらです。出すのは僕が昔からずっと温めていた、アイマスの本好きアイドルによる文芸評論です。頼むから当選していてくれ…………。

 

頒布予定物

・『鷺沢文香と読む日本文学』

みんな大好き鷺沢さんが日本の文学作品を紹介する本です。レビュー本は所謂文豪の作品から近年のものまで、バランスよく選びました。僕は文学作品は不得手なので、原稿執筆作業はかなりの難航が予期されますが、頑張ります。

 

・『橘ありすと読む海外ミステリー』

みんな大好きありすちゃんが海外の推理小説を紹介する本です。レビュー本は古典を中心に選びました。ミステリー初心者にも分かりやすく、有名どころを取り上げていく予定です。ミステリーもありすちゃんもかなり好きなので、書けるのがとても楽しみですね。

 

サークルカットはこちら↓


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この短い期間に二冊、間に合うか不安ですが何としても間に合わせます。

 

 

昔からやりたいと思っていた同人を始めることができて、今はとても充実しています。文章や絵といった創作活動にも目覚め、受け身だった以前よりもずっと作品に対する鑑賞も変わってきたように思います。この活動を通してたくさんの人と関われたらいいな、という気持ちです。まだ慣れないことばかりですが、頑張っていきたいですね!

 

というわけで同人の告知でした。初めてのサークル参加、全力を尽くしますので、どうか御足労いただければ幸いです。まだ駆け出しですが、同人サークル春日夢想をよろしくお願いします。